染色工芸家兼東京友禅作家・熊谷好博子の着物の特徴は?おすすめの着物買取業者もご紹介

2024.05.17

着物買取 コラム
染色工芸家兼東京友禅作家・熊谷好博子の着物の特徴は?おすすめの着物専門の買取業者もご紹介
熊谷好博子の着物を持っています。いくらになりますか?
保存状態や種類により買取価格が変わりますので一度拝見いたします。お電話・メールよりお問合せ下さい。
祖母から熊谷好博子の着物を譲り受けました。価値ってありますか?

熊谷好博子(くまがやこうはくし)は染色家であり、後に東京友禅作家とも呼ばれることになった人物です。

作家としては遅咲きの人物ではありますが、人気が高い理由としては、日本画を学んでいた時期があり素晴らしい構成力を持ち合わせていることが挙げられます。

そんな熊谷好博子の作品の魅力、特徴について、気になる方も多いのではないでしょうか。

今回は、熊谷好博子の人物像はもちろんのこと、おすすめの着物専門の買取業者について詳しくご紹介していきます。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

染色家・熊谷好博子の人柄とは?

染色家・熊谷好博子の人柄とは?

熊谷好博子は1917年に長野県飯田市に生まれました。

師である画家の川端龍子から日本画を学び、熊谷は「好博子」という雅号(がごう)を受けました。

その後は自身が制作する江戸友禅に日本画の素養を用いることで新境地を開拓しました。

1977年に大腸ガン手術を機に作品をパネルに仕立て始め、1981年に「友禅による障壁画展」を開きました。

熊谷好博子は長年の実績が認められ、1981年には紺綬褒章、1982年には紫綬褒章、そして1985年には勲四等瑞宝章を受章しています。

1985年に67歳で亡くなりましたが、現在も熊谷好博子作品の根強い愛好家がいます。

本人が亡くなった後も手がけた着物の素晴らしさが衰えることはないでしょう。

染色家・熊谷好博子の特徴とは?

染色家・熊谷好博子の特徴とは?

着物愛好家を魅了した熊谷好博子が手がけた作品には、どのような特徴があるのか気になりますよね。

亡き後も多くの人を惹きつける熊谷好博子ならではの魅力についてご紹介します。

独自の斬新な作風

日本画の経験を持つ熊谷好博子は、唯一無二の構成力を持っていました。

また、自然の石や木、葉といった素材をモチーフとし、現代的な感覚を調和させた上で石摺染や杢目染といった斬新な作風を発表したことは大きな特徴のひとつです。

当初は東京友禅の伝統に実直に従う作風でしたが、自然をモチーフにした技法を自分のものにするにつれ、友禅の世界にモノトーンを使用するなど、熊谷好博子らしさを大切にしました。

その結果、現代的な感覚を持つ着物としてより多くの人の心を掴んだのです。

作品数が少なく、希少価値が高い

熊谷好博子のもうひとつの特徴は、大きな工房を構えることなく生涯、師匠1人、弟子1人の環境の中で作品を生み出したことです。

そのため、作品数はそれほど多くなく、希少価値も高くなっています。

また、既に亡くなっており、新作が登場することはないという点も、より価値を高める理由となっています。

熊谷好博子の着物や帯の買取相場は?

熊谷好博子の着物や帯の買取相場は?

熊谷好博子の着物と帯の買取相場は、中古市場の事例を見ると平均で12,000円ほどです。

未着用品、カビやシワが全くない、訪問着や柄が大きく鮮やかな着物は中古市場で需要が高めです。

ただし、裾切れ(着物の裾の裏地の破れ)していたり、生地全体に目立つ汚れがついていたりすると作品の美しさが損なわれるため価値が下がりやすいです。

実際の査定金額を知りたいのであれば、着物買取業者の査定士に任せた方が安心です。

※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。

※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。

※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。

お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

不要になった熊谷好博子の着物をお持ちならバイセルへ!

不要になった熊谷好博子の着物をお持ちならバイセルへ!

熊谷好博子の着物を売る方法は、ネットオークション、フリマアプリ、リサイクルショップ、着物買取業者があります。

どこで売ればいいかわからないと判断にお困りの方は、その中でも査定実績と着物の専門知識が豊富な買取業者を選べば納得して手放せるでしょう。

着物買取業者のバイセルは、熊谷好博子を含む着物の買取実績が豊富にあります。

シミやシワがついている、しつけ糸がついている、柄や色が古い、証紙がない、家紋付いている着物も査定可能です。

着る頻度が減ってしまってタンスの肥やしになっている着物をお持ちなら、バイセルへの売却をご検討ください。

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熊谷好博子の作品を査定の際に見るポイント

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有名作家の熊谷好博子の作品を売るなら少しでも高く評価されたいですよね。

査定前にポイントを抑えておけば、事前に準備ができるかもしれません。

ここでは査定士が着物をチェックするポイントをご紹介します。

身丈が長い着物

中古市場では身丈が長い着物の需要が高いです。

身丈が長いほど、購入後に自分のサイズに合わせて仕立てられるので評価が上がる傾向にあります。

身丈が160センチ以上、子供サイズや150センチ未満の着物は、どれだけ高価でも査定金額が低くなる場合があります。

着物にシミやシワ、臭いがないか

熊谷好博子の着物を久しぶりにタンスから出したら、売却したいのにシミやシワがたくさんついていて途方に暮れているかもしれません。

着物の査定では状態、人気度、着物の種類などによって査定金額が変動するので、状態が悪くなるほど価値が下がる傾向にあります。

査定前に汚れを落とした方が価値が上がる可能性はありますが、手入れをする前よりも状態が酷くなってしまうかもしれません。

無理に落とさずにそのまま査定に出すことをおすすめします。

付属品がついているか

熊谷好博子の着物を購入すると箱や証紙などが付いてきます。

査定時に着物と一緒に提示すると、付属品がついていることが評価される可能性があります。

購入して時間が経っていると付属品をどこに保管しているのか思い出せないかもしれませんが、査定前に付属品があるかを確認しておきましょう。